アフガニスタンでの活動を報告  ペシャワール会現地代表 中村哲さん

2018/08/08 水曜日 動画


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 浅口市で3日、アフガニスタンで医療や用水路の建設などを行っているペシャワール会現地代表の中村哲さんの活動報告会が開かれました。


 報告会は、浅口市健康福祉センターの多目的ホールで開かれ、市民らおよそ100人が参加しました。

 報告会では、PMS(ピースジャパン・メディカル・サービス)総院長で、ペシャワール会現地代表の中村哲さんがパキスタンやアフガニスタンでの医療活動や用水路の建設について話しました。

 中村さんは、1984年にパキスタンのペシャワールに赴任し、ハンセン病の診療活動を開始しました。

 1998年にはパキスタンとアフガニスタン両国の恒久的な拠点となる「PMS基地病院」を建設し、医療活動を行ってきましたが、問題の本質は大旱魃による水不足にあると気づき、「百の診療所よりも一本の水路」と考え、用水路を掘り始めました。

 中村さんは「旱魃によって清潔な水が飲めないため多くの子どもが下痢症や伝染病で亡くなり、我々の医療がいかに無力か思い知った。薬で治せないなら水で治すことを考え、医療活動と並行して井戸掘りをはじめ、清潔な飲料水を確保することができた」と話しました。

 また、「現地に適した取水設備が地域が生きのびる要だと考え、2010年ごろから隣接地域へ拡大する方針をとってきた。決してお金をかけてやる現代的な技術ではなく伝統的な技術や考え方を取り入れ、現在、日本の斜め堰にそっくりな堰があちらこちらで作られてきた。クナール河流域に2010年から2017年の間に取水堰を9か所建設し、これにより潤されている地域がおよそ1万6千ヘクタール、60万人の人たちが取水堰によって生活が営めるようになった」と近況を報告しました。

 最後に中村さんは「2020年までには1万6千500ヘクタール、65万人が恩恵を受けることができ、農業が営める地域を拡大していこうとしている」と今後の計画を紹介し報告会を締めくくりました。

               田中祐次



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